Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
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2017/08/12, 13 Devils Dyke

フランスの過酷な天気から戻って、UKのまったりした条件でのんびりとフライト。

12日は西風が強めで最初は上がっては流されて前に出し、を繰り返すだけだったが後半ストリートができて、クック船長と共に西に遊びに出かける。といっても雲底も1000-1100m くらいしかないので13kmくらい進んだところでリターン。約3時間。

13日は前日と変わってほぼ無風、エリアにパラは80機、ハングは自分一人。。
上がれば条件は良い予報だががなかなか上がれるサーマルが届く範囲に来ない。高度差130mで風が無いと一発勝負なのでひたすら待つしか無い。11時過ぎにパラ4機のガグルが上げて行ったのには間に合わず、12時過ぎに Mark Watts が単独で上げ始めたのに突っ込むべきだったがテイクオフの風がちょっと怪しかったので躊躇している間に乗り遅れた。さらに待つこと30分、時折フォローっぽくなったりして諦めかけた頃、パラが1機目の前でゆっくり上げ始めたので無風の中テイクオフ。時間をかけてサーマル3つ乗り継いでようやく雲底1500m。海風前線に沿って西に向かい、40km弱くらい進んだ地点でリターン。雲が発達しすぎて地表が陰ってしまったが、テイクオフから26km地点で350m > 1450mまで上げ、ここからファイナルグライド。雲はいくつかあったが地表がもう海風に食われていて上がる気配なし。ギリギリテイクオフの下まで帰ってこれた。
結局この日上げることが出来たのはパラ7機+ハング1機で、スタートが難しい日だった。

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2:30 h、80km (3TP)

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2017/08/05 South Alps Big Tasks, Task 5 Cancelled

今日は北風ベースのコンディション。
Aspre でのトーイングは基本南向きの曳航なので風が強くなるとちょっと心配。
一旦上がってしまえば条件は良さそうだが。。。
発表されたタスクは162km、Laragne の尾根の西、そこから Chabreを経由して St André の北まで東に進み、ちょっと北上してから Laragne ゴール。
11時にクラス2のトーイングが始まったが、サーマルコンディションになるとともに地表の風が荒れてきた。

こんな感じ。


これを見てクラス5は速攻でキャンセル。
これで大会も終了、昨日までの成績で確定
3本しか飛べなかったのは少し残念だが、練習日を入れて25時間、740km飛べたのは運が良かった。
大会の前の週までは北風が強くて駄目だったのに、この週はちょうど熱波がやってきて3300-3900mと雲底が高い好条件に恵まれた。

別の日 (7/29)の様子。脇の方でATOS を組んでいるのが私と Patrick。


トーイング開始前
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飛行場全景
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世界選手権トップ3
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クラス5トップ3
左から Christopher, Patrick, Walter
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2017/08/04 Southern Alps Big Task, Task 4

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トレースは黒: 私、青:Ota選手

この日は前日までよりも風が弱い予報なので、250kmもあるか?と思っていたがブリーフィングで発表されたのは 107km 。複数のモデルが降雨を予想しているのでその前にさくっと終わらそうという目的らしい。でも大きななストームが発達するというというよりは場所によって積乱雲が出来るかも、という程度のリスク。機体を組んでいたら再度ブリーフィングが行われ、タスクが見直されて約160kmに変更された。
まず東に17kmの Pic de Bure、それから南に20km、さらに南南東に50kmで折り返し、1つ前と同じターンポイントをとって Aspres に戻る。
曳航開始 12:00、スタート 13:00。
結果的には近場ではどこも雨は降らずタスクもアンダーコール(短すぎ)となったが、良い判断だった。
ブリーフィング時に、山の側まで曳航されるとサーマルで荒れていて危険だという意見が出て、今日からは山から1-2kmほど離れて地点でリリースすることに変更された。

今日も総合順位通りに6番目に引かれる。昨日までよりもサーマルは良好でスタート前に雲底も既に3200m 程ある。
スタートは少し下がって2900m 、奥の山のクラウドストリートを目指してまずは北上するが、あまり良いリフトに当たらず、真っ直ぐターンポイントに向かった数機が上げ始めた下に潜る。雲底まで上げてターンポイントをとり、少し西に戻って3100m で南に走る(残り143km)。上にいた3機は西に向かうが、自分は南の対岸で上げて次のターンポイントまで山の中を裏から取る作戦。
しかし予定したポイントで当たらず、そのまま低くなりつつ南へ突き進む。ターンポイントの9km東, 1450mでようやく弱いサーマルを見つけるが、風下に来てしまったので完全に作戦失敗だ。
1700m まで対地高度をとってから風上に戻って強いコアを見つけて2400mまで戻し、ターンポイントまでは行けそうになったのでやっと一息つける。
ターンポイント(残り123km)の上で+4m/s にヒットし3200m、なぜか数百m下に Walter と思われる機体がいる。後で分かったことだが、ターンポイントを取るのを忘れて8km程引き返して来たたらしい。
ここからすっかりお馴染みのルートで Durance Valley を渡って次の山で上げ、南下して峠を越える。
ここから南がちょっと曇っていて、リッジでスタックしている Patrick と Ota に追いついた(残り90km)。Christpher は見えないのでもう先に行ってるんだろう。

2000m まで上げて走り出した Patrick を追う。10km先の西向きの斜面に1400mで取り付き、弱いリフトで上げ直しつつ南に移動。先にPatrick とOta が見つけた強いコアに入るのが少し遅れて自分だけ上げきれず、2400m で南に走る(残り75km)。上の2人はしっかり3000m以上まで上げている。この時南から Christopher が南から戻って下に入ってきた。既に15kmの遅れ、速いなあ。そして後ろにいた Walter も手前で雲底に上げるサーマルを見つけてスタックしている我々3機を越えていった模様。これには全く気が付かなかった。
南のターンポイント(残り70km)も2600mまで上げてサクッととって帰路を急ぐ。Patrick、Ota 共自分より500m は高い。
Digne の谷を渡って小さい尾根の上に取り付いたところで強いサーマルにヒット、1700m から3200mまで+5m/s で雲底まで(残り62km)。Otaはこのサーマルを飛ばしたら次がなかなか来ずにスタック。。。
ここから順調に北上し、Durance Valleyの東側で雲底3400m(残り35km)から谷渡り開始。下層は西北西の風が結構入ってきており、ターンポイントのある尾根の南西面が上がらないどころかシンク気味。ターンポイントの標高が高いのでそのまま取れないけど、その尾根の先は風を受けている斜面があるので強引に突っ込む。1250m まで下がってしまいちょっと気まずくなったが予定通り?サーマルにヒットし、そのまま流されつつターンポイントを取る(残り13km)。タスクの最後が西風になるので、保険をかけて2800m まで上げてファイナルグライド。
この日4位でやっとゴールに辿り着いた。
162km (3TP)、5h08min。

Ota 選手は段々強くなった西風に捕まって苦戦したが、昔飛んだときのエリアの知識も総動員して帰還ルートを発見し、3連続ゴール!
結果、この日のゴールは5人。
リザルト Task 4総合
昨日まで5位の Arnold Nadlinger が今日は南の方に降りたが僅差でまくれず、総合は6位で変わらず。
トラックログ on XContest

















2017/08/03 Southern Alps Big Tasks, Task 3

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トレースは紺色が私、赤は Ota 選手

前日と同じような気象条件、南西で雲底付近は風が強い。雲底は3600m と昨日よりさらに高い。
タスクは 74km 南下してサンタンドレの南のターンポイント半径 18km、それから 64km 北上して湖を越え、そこから西に 55km 進んで飛行場に戻る 194km。
曳航開始12:30、タスクスタート13:30。

今日はテイクオフ直後にトライクが上がってくる前にサーマルで自分の機体がトライクより浮きすぎてしまい、リリースに手をかけたと同時にウイークリンクが切れてやり直し。灼熱の中機体を長い距離運んだり、コンタクトが外れるアクシデントがあったりでかなりバテた。
一息ついて2本目はスタート20分前。フラップの設定を少し浅くして上手く行く。
空中で涼んで落ち着きを取り戻し、スタートにも間に合った。

昨日とほぼ同じルートで南下し峠の手前までは割と順調だったが、峠が 25km/h のアゲンストで一発で越えられず、私は尻尾を巻いて退散。少し山よりにいた Ota 選手は上手くサーマルを拾って十分な高度を稼いで峠越えに成功したが、Tony Raumauf は上げられずに東の谷にこぼれていった(その後ランディング)。
そしてどうみてもローターの中じゃないの?という場所で低く粘っている Carlos Punet 。見えてはいたがとてもそんな所には突っ込めません。
来た道を10km戻り、雲底までしっかり上げて再チャレンジしようと思うがどの雲も上がらない。
ここでこれ以上スタックして時間を無駄に出来ないので、プランBを実行。
プランB とは東に向かって Dormillouse - サンタンドレの「ハイウエイ」のリッジに取り付いて南下する。
しかし折悪しく東方向は曇りがちでハイウエイに取り付く前の谷渡りに時間がかかり、ようやくリッジで一息ついた時にはもう16時。まだ残り150km、峠を越えられずにロスした1時間が痛い。
しかも風が結構強く、場所によっては35km/hも吹いていて、うっかり低くなったらひどいことになりそうだ。
もしかしてタスクストップになってるかも、という考えが頭をよぎったが、先頭のPatrick Chopardが南からやってきた。既に70kmの差をつけられている計算、そして競技は続行中。
無理なく行ける所まで行ってみようと腹を決め、リッジを15km南下したあたりで3900m越えで雲底につける。ターンポイントはアゲンストだけどストリートは出来ているので何とか行けるかも。それにしてもセールプレーンが縦横無尽に飛んでいる。このエリアだけでも100機以上いるんじゃないだろうか。油断してると衝突のリスクもあるので気が抜けない。
サンタンドレの北15kmにある大きな白い山、Cheval Blanc (白い馬)で上げてから西のリッジ回りでターンポイントに向かう。ターンポイントを取った時は17:10、残り120km、 1900m を切ったが2km戻った地点で+4m/s で3200m まで回復。
北のターンポイントまでは大体フォローなので1時間で着きたい。南下してきた道をほぼ同じ様にに戻って、ハイウエイの北の端の Dormillouse で3700m、雲底から湖を渡る。
ターンポイントには2900m で18:20到着、70分かかってしまった。
後2時間弱で残り55kmのヘッドウインドはかなり厳しい。しかもこのエリアはどん曇りでがっつり上げられそうもない。
ターンポイント3100m で離れて次の尾根の南面に回り込んで、アーベント気味のリフトで再度3,000m、西進してGAPの町の手前の小さな積雲を目指すが上がらない。Ota選手を含む先行グループは数十分前にこの辺りで3500mまで上がっていたが、日没も近づいたこの時間にもうその気配はない。
そのままグライドを続けると意外と落ちずにGAPを越えて対岸の尾根の西面に1700mで回り込むことができた。20kmのアゲンストレグを1300m の失高で済んだのはラッキー。
この尾根のアーベントのリフトで2000mまで回復するが時間は19:30、谷合いは陰ってきた。
南の山の上にはまだ積雲が出来ていて、丁寧に探れば上がれそうな雰囲気もあるが、ランディングクローズが迫っているので諦めて、10kmほど進んで広い空き地に19:47 ランディング。14kmショート。
自分よりも前にいた選手は全員ゴールだったので、ほんの少し間に合わなかったようだ。

まあ今日のフライトは自分なりのリスク管理の結果なので良しとしよう。
トラックログ on XContest
209km (3TP)、6h36min、7位/11人、総合6位









2017/08/02 Southern Alps Big Tasks, Task 2

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今日から数日は高気圧圏内で好条件が期待できる。
本日のタスクは Aspres から北に20km、折り返して南南西に94kmからまた北上して Aspres に戻る198km。
曳航開始12:00, タスクスタート13:20。
私はランキングの一番下ということで最後に引かれるも、リリース後に良いサーマルを探して右往左往。スタート直前にギリギリで上にいた集団に追いつく。
スタート後最初の山で、予定通り皆が上げる尾根に取り付く高度が足りず、仕方ないのでちょっと奥に行って隣のサーマルで上げる。VRSが良い機体だとは言っても、大会などで性能が聞いてくる場面では大体一手間余計にかかってしまう。
このサーマルが2900m まで上げてくれたので、そのままターンポイントまでグライド。大体予定していた尾根で上げ始めて、マップを見たら2kmシリンダーの真横にいた。ちょっと突っ込み過ぎたかも、と思ったが他の選手も近くに来ていたのでそんなにロスはしていない模様。
南への戻りはアゲンストなのでちょっと苦労したが何とかAspres の近くまで戻る。
残り160km地点、前方でぐいぐい上げている3機(Friedl, Geppart, Ramauf)の下に潜るが、3,000mちょっとで止まってしまう。上の選手は3,500mまで上げて走るのが見える。この時点で既に11人中7位。皆速すぎ。。
そのまま盆地を南下して Aspres の南東15km にある Aujour の尾根を回ってDurance Valley を渡り、Motte-du-Caire の小山に取り付いて2600mまで上げる(残り120km)。このコースは南下してサンタンドレに方面に行くときの定番なので、あまり迷うことはない。
この先の峠越えが降りる所が無くて怖いが、運良く雲底3800mまで上がってくれたので問題なく進めた。
しかし、この辺りで南からやってきた高層雲が日照を遮り始めて、南のターンポイント(残り75km)を取る頃には晴れ間がなくなってしまった。
Ota選手がすぐ上にいたが、折り返しの北上でグライド、上げともついていけず曇り空の下に取り残されてしまう。

高度が取れないので、行きは高く越えた峠に今度は低く突っ込む勇気が出なくて手前でスタックしてしまった。VR+の Eckard Wozny が自分の下を突き進んで行ったが、どう見ても峠の下に降りるイメージしか沸かず追いかけらない。結局 Wozny はちょっと上げて峠を無事に越えていったらしい。その後2400m まで上がったので自分も峠に突っ込み、無事サーマルを引っ掛けて難所越えに成功。
でも時既に遅し、どこもかしこもどん曇り、そのまま北上しても刺さるのは確実なので、ちょっと遠いけど西にある小さな積雲を狙ってみる。でも予想通りというか、自分が着いた頃には雲の崩壊が始まり、サーマルの気配はあれど探しきれず、Laragneの南に沈。38km手前。6位/11人
今日はスピードと突っ込む度胸が無いと太刀打ちできないタスクだった。

Ota選手は苦労しながらも粘り倒して7時間のフライトでゴール!

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