Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
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1月28日:足尾 馬頭

等圧線が緩めで、上空には寒気が入ってくるので減率は良さそう。風は朝から東で11時ごろには積雲もでき始める。朝から高層雲が時々日射を弱めていたが、14時ぐらいまでは対流充分。14時を過ぎると南から高層雲が押し寄せ、15時にはほぼ日射がなくなるが、積雲は結構遅い時間まで生きていた。

ひと言で言うと、3月初めぐらいの条件。好条件を期待していましたが日射の不安があったので飛ぶ前にタスクは決めず。12時前にテイクオフ。パラ前ですぐに良いサーマルをヒットするが、少し混雑気味なので、1000mぐらいまで上げてさっさと加波方面に移動。ちょこちょこと上げながら北上して、燕の東で1750m。北方向にも良い感じでパフが浮いていて、結構距離を延ばせそうな雰囲気。とりあえず那珂川リターンを狙うことにして50号渡り開始。すぐ後ろからSぴー、Chuuも追いかけてくる。50号に差し掛かったところで雲の下に着いて1750mまで返し、そのまま石切山脈の雲を伝って北上して仏頂山1650m、ここで後続と少し離れてしまった。次の雲は10kmほど先テストコースの上、辿りつくまでに崩壊しないことを祈りつつグライド開始。雲の手前がきついシンクだったが、850mでお目当ての雲の下に取り付き、途中1回乗り継いで1970m。ここまで順調に来てまだ12時45分、もう少し北に行けそうだ。そこでターンポイントを馬頭に変更。足尾まで帰れば往復100kmのO&Rだ。しかし、ここから北の那珂川沿いは基本ブルーで、コース取りも悪いのかろくなリフトに当たらないまま47km地点まで進み、-3m/sのシンクでたちまち対地400mを切る。90度向きを変えて那珂川の上に出て、お約束の300mまで下がったところでようやく+2m/sにヒットし、1550mまで復活。この頃北方向からやってきて1つ東側の谷の上で上げているセールプレーン発見。K合さんのファルケっぽいが。そちらには雲があるので様子を伺っていたがあまり上がりが良くない。結局上がりきらないまま南下していった。13時19分1350mで馬頭小学校(51km)でリターン開始。川沿いは南風が吹き抜けていて煙が地を這っているし、雲は東側にあるが、セールプレーンの上がりの悪さを見てしまってはちょっと行く気がしない。とりあえず来た道を引き返し4kmほど南下するが既にサーマルは終わっており、むしろシンク帯に代わっている雰囲気。このまま那珂川沿いに下っても降りてしまいそうなので、思い切って真西に変針して、もう1つ西側の谷筋にシフトを試みる。途中の丘陵の上のゴルフ場で450mぐらいでリフト帯に入り、上がりは良くないが我慢して1400m。上げている途中でさらに西側の高いところを北上するフレックス発見。Chuuコンバットだったらしい。この直前に2000m越えていたらしく、さらに西側を飛ぶのが正解だったかも。それに気づかぬ私は丘沿いに南下して、烏山に600mぐらいで到着。この頃には茂木より南は高層雲によって大分日射が遮られてきた。烏山はかろうじてまだ日射も積雲もあり、煙も向きが安定していないのでどこかでリフトが立ち上がっていると思ったが、探る所全て空振りで、そうしているうちにどんどん周辺も曇りゾーンに入ってしまい、やばい雰囲気に。いよいよだめか、と弱気になったところでリフトをかすめ、360mから700mまで復活。ここで下層に南東風が吹き込んできて煙が地を這い始めた。南風とぶつかっていそうな所を探りながら2kmほど南西方向に進んでビンゴ!+2m/sで550mから1250mまで復活。しかし上の積雲までは吸い上がってくれない。もう14時15分、たかだか10kmちょっと戻るのに1時間近くも使ってしまった。さらにあと40kmも戻らねばならない。ここから南方向には10kmほどストリートができているので、途中どこかで吸いあがってくれるのを期待しつつ南下開始。12-15km/hほどのアゲンストだが、高度のロスはそれほどでもなく、対地平均L/D15ぐらいで進んでくれる。しかしすっかり曇り空なので低くなると上げ返すのはかなり厳しそう。ランディング候補地を見定めながら進んでいくと、30km地点650mで弱いリフトにヒット。結構北に戻されるのでどこまで追いかけるか迷うが、そのうち+1m/sを超えるまともな上がりになってきた。しかしこれも1340mで打ち止め、雲底まで届かない。時間も14時40分、さすがにファイナルグライドか、と思ったその時少し西側の雲の横からATOSが突然現れ、南に滑空していくのを発見。SぴーかY本さんか分からないが、頭上の雲は生きているということは分かった。なら何としてもここで上げなければ、と気合を入れ直して、さらに西側に探りを入れる。と、また弱いながら上がり始め、遂に雲底について1900m。再度30km地点まで南下した所でもう一上げで本日最高の1990m、ちょうど15時。帰還するにはもう一上げ必要。益子から雨巻にかけて弱いストリートがあるので、益子の東側の高舘山を目指す感じで南下。しかし高度ロスはあまりないが、さすがに雲は崩壊しかかっていて機体は揺れるものの上がるほどのリフトはない。雲沿いに雨巻方向も少し探りを入れるが、下層は東が入っているのは分かっているので深追いせず、富谷山について最後の雲に期待を寄せる。しかしさすがに650mでどん曇では上がる要素は全くなく、雨引に渡ってリッジが効いている可能性に僅かな望みをかけるが当然上がらず、北関東道の脇にランディング。15時42分。

おそらく茂木から先のコース取りを大きく失敗してしまったのでしょう。確かにブルーだったけどもっと良いラインがあったはず。あと30分早く烏山をクリアできれば帰還できたかもしれないだけに残念。って、いつものパターンですね。

今日は上級者は茂木O&Rが多数。その中でもYもとさんは一際キレた飛びを見せ、久慈川到達!しかも山の中を烏山へ出てから雨引までリターンの110kmフライト。茂木で上からATOSもYもとさんでした。ログをみると1時間半ぐらいずっと1400m以上の高度域を飛んでいました。何か、次元が違います。Sぴーは旧七会村をぐるっと一周する感じで75kmぐらいのフラットトライアングル。

この冬の好条件はまだ続いているようです。

今日のフライト 103km

070128.jpg


下はみんなの航跡。

070128-2.jpg

赤:私
黄:Sぴー
緑:Sどやん
青:Chuu
紫:Yもとさん
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Comments

茂木でも
まっしぐらに滑空場にかっ飛んで帰っていくのを目撃されてたみたいですよ。ログを拝見してもやはり馬頭のあたりは一番きつかったようなので、パイロン設定自体がちょっと失敗だったかと反省です。
そばにいたのですね
そばにいたのですね。気が付きませんでした。
私のブログでは「サーマルヒット楽勝」な雰囲気で書きましたが、実は、雲の下に入っただけではあまり上がりませんでした。
高度が稼げたのはブルーでヒットしてしばらくすると雲が沸いてきた、という感じです。
見た目の良さそうな雲が殆ど駄目で、まだまだ勉強が足りないなーと反省しています。
たまには無線?
kosakaさんY本さんIGCファイルありがとうございました。勉強させてもらいます。
そういえばチームフライトっていえる飛び方が最近少ないですね。技量の差がつきすぎてるのかもしれないけど、たまには無線フライトでもいかがですか?(あ、充電アダプタ紛失してた・・・。)
お察しの通り土曜は西~南西に変わって寒気も抜け気味、確かに動きづらそう、日曜は爆風予想になってきてます。
Yもとさん>いや、詰めが云々よりも単に遠くに行き過ぎなだけのような気がしますが。それでも私であと500m、Yもとさんであと300mぐらいどこかでゲインしていれば帰還の可能性はありましたね。いや、自分はどう考えてもタイムアウトだな。

N籐さん>単にチームフライトが苦手なだけ、という見方もあります。
ファイルは下のURLから落としてください。
天気図から想像するに今週末は西風で動きづらい条件になりそうですね。高気圧の位置がいかにも暖冬らしいです。
おー。
この日私は会社の仲間4人を案内していて時間制限があったので、八郷周り+高峰+笠間+石岡で70km、2時間弱程度。北の方も面白そうでしたねー、みなさん思い思いのこの飛びはすばらしい!IGCファイルもらえませんか?今度の週末は寒気の抜けが早いので土曜日に期待中。
いつも詰めが甘い
茂木からの帰還ルートはK坂さんとほぼ同じですが、こんなに東風になっているなんて全く気づいていませんでした。そのせいで雨巻近辺で高度を相当落としたんですが、K坂さんはそんなでもなさそうですね。
益子の北東で100m上げ直したときにもっとがんばるか、そこから雨巻に向かわずに南西の雲~富谷のルートを取れば帰還の可能性があったかも。

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