- Date: Sat 21 01, 2012
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Namibia日記 その2
写真はここ
12/28
今日も雲ひとつ無い快晴。今シーズンはまだ雨季に入っていないようだ。1月の中旬頃までには湿った気団がやってきて雨季を迎えるのは普通らしい。
天気図を見ていないので分からないが、前線が通過して冷たい気団と入れ替わったのか、昨日より涼しい。
予報。

昨日の風は収まり、全体に弱い。涼しいせいでサーマルトップも低く、12時で3200m、17時に4000m。海抜1400m なので対地1800mから2600m。
私は30日にならないと酸素ボンベを借りられないが、今日の予報では上がりすぎの心配はなさそう。
10時Padに出発。
昨日ハーネスがやたらきつかったのでショルダーストラップを3センチくらい緩める。
今日は真ん中くらいの順番でトーイング1発目。しかし見事にぶっ飛び。
涼しめとはいえ30度は軽く越え、水も積んでいるので地上の取り回しはかなり疲労する。
列の後ろに並んで2発目。あろうことかまたしてもぶっ飛び。2本ともサーマルのかけらにも引っかからなかった。熱中症気味でだいぶ疲れてしまったのでもうやめようかと思うが、一旦ハーネスを脱いでしばし休憩し、1時間ほど間を空けて体も多少楽になって来たので3本目に挑戦。
3度目の正直でようやくサーマルを拾えた。
もう誰もいないので一人で飛ぶ。が、どうやって飛んで良いのか良く分からない。
というのは、道が遠いため。
Burgsdorf付近の地図
どうも皆南に行ってるようだが、メインロード(C14)までは15km以上あり、万が一届かなかったりしたら遭難の危険あり。
初めてであまり予備知識もなく無理は出来ない、ということで断念。一方北はファームから道沿いにメインロードに出られて、その後もずっと道路沿いに飛んでいけそうなので、手堅く北上することにする。
2400-3600mの高度で30km先でリターン。Padに戻って3900mまで上がったのでちょっとだけ南を散策して終了。
今日の問題点
ハーネスがまだきつい。どんだけ縮んでるんだ?さらに2センチショルダーベルトを緩める。縦方向はこれである程度調整できるが、胴回り方向の縮みはどうにもならず、ジッパーが完全に閉まらない。10-15センチほど開いた状態。これは最後まで直らなかった。
無線機のバッテリーが持たない。どうもちゃんと充電されていなかったようだ。原因が判明したので明日からは大丈夫なはず。
ハーネスのせいか、既にだいぶ背中と肩が痛い。
3h12min 94km
最高はドイツ人Frankの161km。
トラックログ
他のパイロットのログ
夕方 Patrick が合流。St Andre 以来の再会を喜ぶ。Patrick と Pascal が誘ってくれたので今ここに来ている。
12/29
予報。

サーマルトップは昨日より少し高く4200m。風は終日穏やか。
今日も酸素ボンベ不要で助かる。
この日は早めに出発した気がするが、テイクオフしたのは14時前。あまり記憶に無いが多分最後の方。
今日は一発で上がって3600m。まずは南を探ってみる。
ところがしらばく進んだらどシンクにはまる。
20秒平均で-4m/sは当たり前、時々-6m/sになったり。
多少向きを変えてもまったく沈下帯から抜け出せない。
引き返してPadに向かうも1900mを切り、ワングライドでアウトランか?と思ったところでようやくサーマルヒット。と思ったら上がりきらず、動いたらまたすぐに-4m/s。。。今度はだめ?と思ったところで+4m/sをヒット。ようやく帳尻の合うリフトに乗っかる。
3300mまで復活したのでもう一度南をアタック。少し西よりに攻めてみたが全く効果なく、またまた沈下帯につかまり、尻尾を巻いて退散。
この復路で4000m越え。
もう南は懲り懲りなので、昨日に続いて北を探索。
行ってみれば北の方が雰囲気は良く、下限2800m上限4200mで2時間弱で楽々40kmアウトアンドリターン。
今日の問題点
自分の無線の声が聞こえづらいらしい。ヘッドセットをちょっといじってマイクの位置を変えてみる。これで駄目ならちょっと対処のしようがないな。ここでは無線は命綱なので、ちょっと困った。
無線のもう一つの問題。今日はほぼフル充電だったはずだが、フライトの最後の方はまたバッテリーが怪しくなっていた。どうも4時間程度しかもたないらしい。大容量バッテリーが調達できるわけもないので、空中で高度に余裕のあるときは電源を切っておこう。
ハーネスはだいぶ楽になったがまだきついので、さらに1センチ緩める。トータル6センチ。そんなに縮むもの??
一部ハーネスと関係があると思うが、首と背中がばきばきにはってきて、痛い。インドメタシンゲルを塗っているが、それで凌げれば良いが。
4h16min 117km
トラックログ
他の人も今日は苦しかったらしく、Patrickが南に50km、トータル140kmくらい。あとは遠出せずに皆早めに降りたらしい。

iPhone 3GS のカメラで撮ったので画像が悪いが、夕食の席で Jacquets が締めの言葉を述べてるところ。Jacques は前半組でこの夜が最後で、他にも Louis や Laurent が明日帰国。
Jacquesはクリスマスイブに 420kmのクローズドサーキットをコンプリートしている。FAIのカテゴリーにはないが、おそらく世界最長記録。
12/30
予報。

5000m!!
Bethanie (緑色)は南のエリア、ビッグフライトのときに飛んでゆく方向。
コンプリートすれば世界記録のアウトアンドリターンタスクがコールされる。
片道186km、往復372km。
View Burgsdorf in a larger map
ターンポイントは地図上でずっと南の方にマークしてある所。
皆興奮気味に準備。11時には3000m越えまで上がれるという予報なので、9時半にはファームを出発。
今日から酸素ボンベも搭載。セッティングに少し手間取るが、12時前にテイクオフ。しかし200mくらいの少し荒れた空域で痛恨のウイークリンク切れ。そのままランディング。油断した。
ノーズをついたので、一通り機体を確認して一息つく。今日は時間が早めなのであまり暑くなく、体は楽に感じる。
12時11分に2本目のトーイング。既に皆出発してしまったので、またしても一人旅。
12時40分3700mでスタートし、順調に上限を切り上げながら南下する。13時25分には5000m越え。ここに来て初めて小さな積雲もできた。
途中最高5300mを越えながら順調に駒を進めて15時半に125km地点到達。最後の積雲の下で4500mまで上げる。時間的にこの辺が限界と判断してリターン開始。
帰りは南西のサイドフォローになったが条件が行きより渋く、4000mも上がらない。それでもひどいシンクもなくなったので進むには進める。
57km手前で4000mを久しぶりに越えて、ここから長いグライド。弱いリフトの空域を飛んでる雰囲気だったが、突然強いリフトを感じたと思ったら右翼が激しく持ち上げられて、左翼が真下を向いた状態で多分90度近く傾く。体が落ちないように右に当ててこらえ、次の瞬間ノーズが降ってダイブから回復。いやー、あせった!!
しかしここから先条件が回復するという事もなく、なし崩し的にメインロード上を北上。シンクはなく、ダートの道も走っているのでPad方向に突っ込んでも80%の確率で大丈夫な気がしたが、本当に走れる道路かどうか確信がなかったので自重して、そのままメインロード沿いに高度を下げてゆく。
下層ほど西風が強まり、上げ直せる雰囲気が乏しくなって、遂に15km手前に無念のランディング。
それでも距離、フライト時間、高度と3つの自己記録を一挙に更新。
今日の問題点
空中で酸素吸入用のカニューラが鼻から外れてしまう。対策考えないと。
カニューラが鼻に入っていても酸素が出てないような気がしたので降りてから確認したら、ボンベのバルブがちゃんと開いていなかった。酸素もあまり減ってない。ということは、ほぼ無酸素で5300mまで上がってしまったようだ。幸い頭痛とかだるさとかといった高山病的な症状は出ていない。しかし脳細胞がかなり死んでしまったに違いない。
6h7min, 257km
トラックログ
他のパイロットのログ: DHV OLC
結果的にはゴールめがけて突っ込んでも大丈夫だったみたい。振り返れば、回収が面倒くさくなるリスクを極力避けたいという意識がずっと働いて、マイナーな道路が見えていても無い物として飛んでいた。他のパイロットと較べてもそこはかなり保守的だったかも。
この日の最高はPatrickとPhiPhiの293km。Frankが280km、Thomasが260km。
ほんと、みんな良く飛ぶわ。レベル高いです。
12/30
予報。

5500m!!!
ただし、北風が昨日より強いらしい。
タスクは、、忘れた。南に100km行って戻ってくるんだったか?
今日も11時には3000mまで上がる、という予報なので早めの準備。
私も今日はスムースに準備ができて11時半前にテイクオフ。
しかし、予報ほど上がらない。

12時を過ぎても Max 2800m くらい。かなり低いがそのうちなし崩し的にみんなで出発。
先頭を引っ張るのは Patrick と Bruno。
8kmほど進んでようやく3500mを越える。
それでも基本的には渋くて、50km地点でPatrickとBrunoが降りそうな高度で回ってるのを発見、上にかぶさる。
3人で助け合って何とか脱出、先に進むのは無理そうなのでUターン、リッジ沿いに北上して帰りはそれほど危なげない。PatrickとBrunoは今日の条件に見切りをつけたのか、まだ15時過ぎだがそのままPadに降りてしまった。
私はもう少し飛びたかったのでそのままPadを過ぎて北上、下限3000mくらいで動けるようになったので前半に較べれば楽に動ける。16時前に良いサーマルをヒットし、突然5000mまで上がる。そのまま40km地点まで北上し、折り返す。
帰りは西風が強まって楽勝とは行かなかったが22km手前で4200mまで上がって無事帰還。
日本で紅白がフィナーレを迎える頃ランディング。
5h59min 192km
トラックログ
DHV OLC
PhiPhiが131km、Patrick と Bruno が約 110km。
ファームでは21時過ぎからバーベキューパーティーで新年を祝う。
こうして2011年はおしまい。
12/28
今日も雲ひとつ無い快晴。今シーズンはまだ雨季に入っていないようだ。1月の中旬頃までには湿った気団がやってきて雨季を迎えるのは普通らしい。
天気図を見ていないので分からないが、前線が通過して冷たい気団と入れ替わったのか、昨日より涼しい。
予報。

昨日の風は収まり、全体に弱い。涼しいせいでサーマルトップも低く、12時で3200m、17時に4000m。海抜1400m なので対地1800mから2600m。
私は30日にならないと酸素ボンベを借りられないが、今日の予報では上がりすぎの心配はなさそう。
10時Padに出発。
昨日ハーネスがやたらきつかったのでショルダーストラップを3センチくらい緩める。
今日は真ん中くらいの順番でトーイング1発目。しかし見事にぶっ飛び。
涼しめとはいえ30度は軽く越え、水も積んでいるので地上の取り回しはかなり疲労する。
列の後ろに並んで2発目。あろうことかまたしてもぶっ飛び。2本ともサーマルのかけらにも引っかからなかった。熱中症気味でだいぶ疲れてしまったのでもうやめようかと思うが、一旦ハーネスを脱いでしばし休憩し、1時間ほど間を空けて体も多少楽になって来たので3本目に挑戦。
3度目の正直でようやくサーマルを拾えた。
もう誰もいないので一人で飛ぶ。が、どうやって飛んで良いのか良く分からない。
というのは、道が遠いため。
Burgsdorf付近の地図
どうも皆南に行ってるようだが、メインロード(C14)までは15km以上あり、万が一届かなかったりしたら遭難の危険あり。
初めてであまり予備知識もなく無理は出来ない、ということで断念。一方北はファームから道沿いにメインロードに出られて、その後もずっと道路沿いに飛んでいけそうなので、手堅く北上することにする。
2400-3600mの高度で30km先でリターン。Padに戻って3900mまで上がったのでちょっとだけ南を散策して終了。
今日の問題点
ハーネスがまだきつい。どんだけ縮んでるんだ?さらに2センチショルダーベルトを緩める。縦方向はこれである程度調整できるが、胴回り方向の縮みはどうにもならず、ジッパーが完全に閉まらない。10-15センチほど開いた状態。これは最後まで直らなかった。
無線機のバッテリーが持たない。どうもちゃんと充電されていなかったようだ。原因が判明したので明日からは大丈夫なはず。
ハーネスのせいか、既にだいぶ背中と肩が痛い。
3h12min 94km
最高はドイツ人Frankの161km。
トラックログ
他のパイロットのログ
夕方 Patrick が合流。St Andre 以来の再会を喜ぶ。Patrick と Pascal が誘ってくれたので今ここに来ている。
12/29
予報。

サーマルトップは昨日より少し高く4200m。風は終日穏やか。
今日も酸素ボンベ不要で助かる。
この日は早めに出発した気がするが、テイクオフしたのは14時前。あまり記憶に無いが多分最後の方。
今日は一発で上がって3600m。まずは南を探ってみる。
ところがしらばく進んだらどシンクにはまる。
20秒平均で-4m/sは当たり前、時々-6m/sになったり。
多少向きを変えてもまったく沈下帯から抜け出せない。
引き返してPadに向かうも1900mを切り、ワングライドでアウトランか?と思ったところでようやくサーマルヒット。と思ったら上がりきらず、動いたらまたすぐに-4m/s。。。今度はだめ?と思ったところで+4m/sをヒット。ようやく帳尻の合うリフトに乗っかる。
3300mまで復活したのでもう一度南をアタック。少し西よりに攻めてみたが全く効果なく、またまた沈下帯につかまり、尻尾を巻いて退散。
この復路で4000m越え。
もう南は懲り懲りなので、昨日に続いて北を探索。
行ってみれば北の方が雰囲気は良く、下限2800m上限4200mで2時間弱で楽々40kmアウトアンドリターン。
今日の問題点
自分の無線の声が聞こえづらいらしい。ヘッドセットをちょっといじってマイクの位置を変えてみる。これで駄目ならちょっと対処のしようがないな。ここでは無線は命綱なので、ちょっと困った。
無線のもう一つの問題。今日はほぼフル充電だったはずだが、フライトの最後の方はまたバッテリーが怪しくなっていた。どうも4時間程度しかもたないらしい。大容量バッテリーが調達できるわけもないので、空中で高度に余裕のあるときは電源を切っておこう。
ハーネスはだいぶ楽になったがまだきついので、さらに1センチ緩める。トータル6センチ。そんなに縮むもの??
一部ハーネスと関係があると思うが、首と背中がばきばきにはってきて、痛い。インドメタシンゲルを塗っているが、それで凌げれば良いが。
4h16min 117km
トラックログ
他の人も今日は苦しかったらしく、Patrickが南に50km、トータル140kmくらい。あとは遠出せずに皆早めに降りたらしい。

iPhone 3GS のカメラで撮ったので画像が悪いが、夕食の席で Jacquets が締めの言葉を述べてるところ。Jacques は前半組でこの夜が最後で、他にも Louis や Laurent が明日帰国。
Jacquesはクリスマスイブに 420kmのクローズドサーキットをコンプリートしている。FAIのカテゴリーにはないが、おそらく世界最長記録。
12/30
予報。

5000m!!
Bethanie (緑色)は南のエリア、ビッグフライトのときに飛んでゆく方向。
コンプリートすれば世界記録のアウトアンドリターンタスクがコールされる。
片道186km、往復372km。
View Burgsdorf in a larger map
ターンポイントは地図上でずっと南の方にマークしてある所。
皆興奮気味に準備。11時には3000m越えまで上がれるという予報なので、9時半にはファームを出発。
今日から酸素ボンベも搭載。セッティングに少し手間取るが、12時前にテイクオフ。しかし200mくらいの少し荒れた空域で痛恨のウイークリンク切れ。そのままランディング。油断した。
ノーズをついたので、一通り機体を確認して一息つく。今日は時間が早めなのであまり暑くなく、体は楽に感じる。
12時11分に2本目のトーイング。既に皆出発してしまったので、またしても一人旅。
12時40分3700mでスタートし、順調に上限を切り上げながら南下する。13時25分には5000m越え。ここに来て初めて小さな積雲もできた。
途中最高5300mを越えながら順調に駒を進めて15時半に125km地点到達。最後の積雲の下で4500mまで上げる。時間的にこの辺が限界と判断してリターン開始。
帰りは南西のサイドフォローになったが条件が行きより渋く、4000mも上がらない。それでもひどいシンクもなくなったので進むには進める。
57km手前で4000mを久しぶりに越えて、ここから長いグライド。弱いリフトの空域を飛んでる雰囲気だったが、突然強いリフトを感じたと思ったら右翼が激しく持ち上げられて、左翼が真下を向いた状態で多分90度近く傾く。体が落ちないように右に当ててこらえ、次の瞬間ノーズが降ってダイブから回復。いやー、あせった!!
しかしここから先条件が回復するという事もなく、なし崩し的にメインロード上を北上。シンクはなく、ダートの道も走っているのでPad方向に突っ込んでも80%の確率で大丈夫な気がしたが、本当に走れる道路かどうか確信がなかったので自重して、そのままメインロード沿いに高度を下げてゆく。
下層ほど西風が強まり、上げ直せる雰囲気が乏しくなって、遂に15km手前に無念のランディング。
それでも距離、フライト時間、高度と3つの自己記録を一挙に更新。
今日の問題点
空中で酸素吸入用のカニューラが鼻から外れてしまう。対策考えないと。
カニューラが鼻に入っていても酸素が出てないような気がしたので降りてから確認したら、ボンベのバルブがちゃんと開いていなかった。酸素もあまり減ってない。ということは、ほぼ無酸素で5300mまで上がってしまったようだ。幸い頭痛とかだるさとかといった高山病的な症状は出ていない。しかし脳細胞がかなり死んでしまったに違いない。
6h7min, 257km
トラックログ
他のパイロットのログ: DHV OLC
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111230 Namibia |
結果的にはゴールめがけて突っ込んでも大丈夫だったみたい。振り返れば、回収が面倒くさくなるリスクを極力避けたいという意識がずっと働いて、マイナーな道路が見えていても無い物として飛んでいた。他のパイロットと較べてもそこはかなり保守的だったかも。
この日の最高はPatrickとPhiPhiの293km。Frankが280km、Thomasが260km。
ほんと、みんな良く飛ぶわ。レベル高いです。
12/30
予報。

5500m!!!
ただし、北風が昨日より強いらしい。
タスクは、、忘れた。南に100km行って戻ってくるんだったか?
今日も11時には3000mまで上がる、という予報なので早めの準備。
私も今日はスムースに準備ができて11時半前にテイクオフ。
しかし、予報ほど上がらない。

12時を過ぎても Max 2800m くらい。かなり低いがそのうちなし崩し的にみんなで出発。
先頭を引っ張るのは Patrick と Bruno。
8kmほど進んでようやく3500mを越える。
それでも基本的には渋くて、50km地点でPatrickとBrunoが降りそうな高度で回ってるのを発見、上にかぶさる。
3人で助け合って何とか脱出、先に進むのは無理そうなのでUターン、リッジ沿いに北上して帰りはそれほど危なげない。PatrickとBrunoは今日の条件に見切りをつけたのか、まだ15時過ぎだがそのままPadに降りてしまった。
私はもう少し飛びたかったのでそのままPadを過ぎて北上、下限3000mくらいで動けるようになったので前半に較べれば楽に動ける。16時前に良いサーマルをヒットし、突然5000mまで上がる。そのまま40km地点まで北上し、折り返す。
帰りは西風が強まって楽勝とは行かなかったが22km手前で4200mまで上がって無事帰還。
日本で紅白がフィナーレを迎える頃ランディング。
5h59min 192km
トラックログ
DHV OLC
PhiPhiが131km、Patrick と Bruno が約 110km。
ファームでは21時過ぎからバーベキューパーティーで新年を祝う。
こうして2011年はおしまい。
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カニューラはいちばん原始的に、顔にテーピングテープで止めました。どうせ誰もみてないし、ってことで。