Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
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UK Nationals レポート

UK Nationals

8/21 Practice day

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XContest

Laragne の 初フライト。少し遅れ目で Chabre 上段へ登頂。テイクオフは噂に違わず鋭利な瓦礫が散りばめられた、実にグライダーに優しそうな地面、しかも道路からの担ぎ上げは割ときつい。

一番手前の道路から近い所でセットアップ。この日はチェコ選手権の最終日で、どうやら自分の周りはその選手達の模様。ほとんどのUKパイロットはずっと奥の方で組んでいた。ほぼ無風で対流も不活発、南北2方向にテイクオフできるが早めに北に出たVRは上げられずにぶっ飛び。南に出た機体はなんとか上げて、渋そうだけどそのうちいなくなった。大会の選手もほとんど動きがないし、地上にいるとダストデビルの襲撃が怖いので14時半頃にテイクオフ(北向き)まで機体を運ぶ。
風が悪くてしばらく待たされ、ようやく弱く入って来た時にさっさと出る。北に出た機体は久しぶりなので、すっかりウインドダミー状態。10分ほど磨いてようやくトップアウトし、南面に動いたら割と簡単に2200m(+900m)。勝手が分からないので、とりあえずリッジ沿いに西に15km ほど進み、そこで雲が終わってたので南に変針して谷を2つほど越え、道すがら雲底2800m。しかしバリオの充電が不十分だったようで、かなり残量が減っていたので無理はできず、ランディングに戻ったところでGPSが落ちた。
ランディング付近、に限らずグラウンドは全くリフトがなかった。結果的にこの日はかなり安定した日だったようだが、この空気が翌日のタスクを手強いものに。。

/22 UK Nationals Day 1 Task 1
弱い南風の予報ということで Chabre に上がる。やはり13時過ぎまで誰もステイできない条件だったが、13時半ころからようやく上がり始める。

タスクはGAPの手前まで行ってから弓状に折り返して南下し、Laragne の東のエリアを回ってキャンプサイトゴールの125km。



ファーストパイロンの後に北にやや大回りするのとほぼパイロン方向真っ直ぐの二つのルートが考えられたが、まだエリアの勝手が良く分からないので南面効率良く使える北回りコースを行こうと決めていた。
後でトラックログを見たら大半は真っ直ぐコースを進んだようだが、フレックスのこの日のトップ2人は北回りだったので、悪くない選択だったようだ。

スタートゲートは14:10から20分間隔で?回。私も含め大半は14:30の時計で雲底2400mスタート。西の一段高い雲から10数機。11km北の最初のパイロンの辺りは渋く、谷を渡れるだけの高度を稼いで予定通りさっさと北に進む。Aspres の対面の山で2300mまで上がったら後はほぼ期待通りにサーマルを乗り継いでGAPのパイロンを2番でゲット。次のパイロン途中の谷渡りでちょっと失敗するが2700mまで戻してロンググライドでトップに追いつき、東への谷渡りで逆転。しかし平地は昨日と同様全くサーマルが感じられず、2400mまで上げてファイナルグライド。遅く来るほどサーマルトップが下がったようで誰も私の頭を越えて行けず、この日トップ、99km。あと100m高く最終パイロンの山裾につけたら上げ返せたかもしれないので、残念。

8/23 Day 2 キャンセル
南風強く、曇り。Chabreに上がるがタスクが組める雰囲気ではなく、昼頃まで待って終了。

8/24 Day 3 Task 2 キャンセル
空は積雲豊富、風は西北西、北斜面の Chabre にはかなりトリッキー、しかもダストデビルの被害有り。
南へ下るタスクがコールされ、Richard (元UKチャンピオン)がテイクオフするが直後にダストデビルに喰われてスタ沈。下段だったので斜面が長く助かった。その後さらにサイドが強まって安全なテイクオフコンディションではないということでキャンセル。
北がらみの西風だと適当なテイクオフがないというのは Laragne の弱点のようだ。

8/25 Day 4 Task 3



昨日と同様の風だがブルーで渋そう。
タスクは軽くジグザグ南へ下る69km。
やはり風待ちでウエイティングしていると、今日は奇跡的に北に振ってきて13:30 頃からバタバタとテイクオフ開始。
サーマルはブロークンで非常に不快、しかも10mコアからずれたら上がっていけない。
スタートゲートは14:20から20分間隔だが良いポジションをとれずに15:00まで待つ羽目に。メインガグルは14:40、たぶん2200mくらいでスタート。
スタート前に一つ南の尾根へ渡ってみたが下がりっぷりよく15:00直前に1600mまで下がる。しかしこれ以上遅らせたくないのでなし崩し的にスタート、1800mまで戻して後はだましだまし16kmの谷渡り。なんと渡った先はまだ煮えておらず、先行機が皆スタックしている。仲間に加わりさらに20分ほど磨いてようやくブレイク、1900mまで上がって Sisteron を越え、サーマル2発で2700mまで上げて10機ほどの集団でゴールを目指す。20km手前で200m 稼いで必要 L/D14でファイナル、結果高度が余ったのでそのまま行ってしまってもOKだった。ラストサーマルを少し高く出れたので、最後引き勝ってファーストゴール。タイム的にはスペインの Pedro が15:20スタートでスタックなしなので圧倒的に速く、私は2番。リジッドでは2連続トップ。
それにしても滑空比はフレックスと変わらないな。
フレックスはボムアウトが多数で、ゴール数の割にはDay quality が0.5もつかないという一見???という結果になった。

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8/26 Day 5 Task 4



南南西の予報で初めて Laragne から 30kmくらい北? Aspres へ登る。
テイクオフへの道はお世辞にも快適とは言い難いが、テイクオフは Chabre の100倍快適。
やはりブルーだが今日はいかにも上がりそうな雰囲気がある。
タスクは東西に降りながら南下して最後は Laragne キャンプサイトゴールの119km。
スタートゲートは14:00から 20 分間隔だが、何故かフィールドの動きが鈍い。
自分が付き合って待つ理由もないので、1番機でテイクオフ。すぐ気持ちの良いサーマルに当たって2700m(ゲイン1200m)。こんな条件ではスタートを遅らせる理由もないので、当然最初のゲートでスタート。しかしスピードを意識しすぎてコースがパイロンのある谷よりになって、サーマルを1個拾い損ない、パイロンを低く取ってしまう。それでもすぐに上げ返せるかと思ったが痛恨のスタック、15分のロス。一緒にスタートしたMalcolm Brown が高く先行するのを見上げつつ、既に今日のトップは諦め気味。2個目のパイロンを取る頃には20分後のスタート機にも追いつかれ始める。あーあ。3個目のパイロンは東、8.5km手前で Malcolm とすれ違う。往復17km か、これは厳しい。
4km手前で Dave Matthews (20分スタート)と一緒。パイロン付近でサーマルの気配があったが私は無視、DaveとPaul Harvey の VR はここで3000m近くまで上げたらしい。
次の最終パイロンは37km西、私は兎に角 Malcolm を追いかけて元来た道を戻り、さっきは渋かったクリフリッジで+2.5mに迎えられて2600m。10km先の谷で Malcolm がスタックしているのが見え、頭を越えてトップ奪還。アゲンストは所によって25km/h を越えるほど強いが、タイミングよく周辺に積雲ができ始めてリフト帯になり、そのままパイロンクリアしてリッジ沿いに上げ返し、後続グループとすれ違って距離が確認できたので、最後余計と思ったが2600m(対地2100m)まで上げて必要滑空比8くらいでファイナル。
Malcolmに 11分差をつけてファーストイン達成、ファーストスタート最速タイム3h15minで1000点獲得、リジッドクラスタスク3連勝。結局Daveにも一度追いつかれた後に再度20分差をつけて、ほぼ同タイムだった。Daveはフレックスの中ではタイム圧倒的に速くこの日のトップ、総合でも Pedro を捲って1位に。


8/27 Day 6 キャンセル
西北西強め、朝は曇り。風が入ってることを祈ってAspres へ向かうが先に登った斥候部隊から、北東フォローの連絡。Chabreは風が弱いという情報も入り、結局戻ってChabreに上がる。
13時頃から急速に晴れてきてその内快晴になるも風は無情のほぼ真西、思いっきりサイド。ダストデビルで2機損壊。結局風が強まってきてキャンセル。撤収するころには爆風に。

8/28 Day 7 キャンセル
明け方からミストラル、北西爆風。昼前に表彰式。
Flex は Dave Matthews が UK チャンピオンに。Rigid は私。

午後からSisteron 観光にでも行くかと思ってたら、Gordon Rigg が「飛べるエリアがあるから行く?」と声をかけて来た。半信半疑ながら、風光明媚な所らしいので飛べなくても良いかと思い合流することに。エリアは Gap の東の St. Vincent という所、途中まで物凄い風が吹いていたが、エリアが近づいたら嘘のように穏やかに。ランディングの下見とかご飯とかで飛んだのは17時過ぎになってしまったが、静かに1000mゲイン、Laragne のように焼けるような暑さもなく、〆のフライトにぴったりの1本だった。

というわけでもしかしたらクラス5の初代?UKチャンピオンになりました。


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Comments

日選、であるかどうかはさておき、日本のポイント大会をオーストラリアで、というのは有りだと思いますよ。
現実には保険、機材輸送、現地連盟クラブとの協力とかいろいろ大変だろうけど。
へー。
それなら日選をオーストラリアでやるのもありですね。
Re: タイトルなし
Angelさん
ありがとうございます。
自分でもびっくりです。
自国の外でNationalsをやるのは、中欧とオランダ(今年は Monte Cucco)、ベルギー(同 Laragne)にイギリスくらいですかね。あ、ドイツもオーストリアでやったりしてますね。
おめでとうございます。
相変わらず調子良いみたいですね。

それにしても何故に英国選手権が自国でなくフランスで開催されたのですか?
あれ?良く読むとチェコ選手権も。
Re: タイトルなし
いやいや、普段はダメだから。ウェールズの大会の後7月は1本も飛べてないし。
Laragne も3000km以上ドライブして 3本しか成立してないし。
足尾で120km飛んでる方が良いと思うよ。
楽しそうですな。
仕事でそっち行ったと思ってたけど、欧州飛ぶために仕事を変えてたんだ。
理解した。

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