Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
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2015 4/20 BoPeep からXC

昨日に続いて今年5本目のフライト。そういえば2日続けて飛ぶのは何ヶ月ぶり?と思ってログをみたら去年の7月以来だった。

予報はブルーで東風強め、ということで何をするか決めかねていたが、とりあえず飛んでみたら思いの他簡単に1200mまで上がったのでクロカンに行くことにする。そういえばこのエリアからクロカンに行くのは初めてだ。Lukeと一緒に行こうと思っていたが、中々テイクオフして来ないので待ちきれず先にスタートする。

風は若干北成分が入った東風、25km/h。
条件は思ったほど良くなく、リフトは弱くシンクは強い。クロカンにはあまり都合が良くない条件。最初のピンチは40km過ぎたあたりで300mを切り、弱いサーマルで復活。とは言っても上がりは悪く、60kmまで行ってようやく1000m越え。ここからしばらくはまずまずの条件だが、Southampton のエアスペースを迂回しないと西に進めないので、進路を北寄りにずらして行く。
なんとか回りこみに成功して、進行方向には薄いながら雲も出来たり消えたりしていたのでここからは楽勝!と思ったらずっと渋かった。しかもバリオに西方向のエアスペースが表示されない!!一応予習はしていたがうろ覚えでややパニック気味、ファイルを設定しなおしてみたりするが効果なし(ファイル自体に問題があったのかと思ったが、帰宅後しらべたらバリオ側の問題だった。相変わらず信用がおけないCompeo+...)。
土地勘も無くよほど降りようかと思ったが、当初のプランから変更してより安全そうな(エアスペースに引っかかる可能性の低そうな)南よりのルートで飛んでゆく。それでも下のログからわかるように、一箇所危なかった。

特に120km辺りからはいつ降りてもおかしくない状況だったが、奇跡的に全てローセーブに成功、150kmを過ぎてようやくサーマルトップが1400m を越えた。しかし進行方向に真南から海風が入り、煙が地を這っているのを発見、あぁこのルートは行けないな。時間も掛かり過ぎたし、15kmくらい先にある次のエアスペースの正確な場所が分からないのでうまく迂回も出来そうにない。クラブの記録更新も難しそうだし、此処から先は次回までお預けにして、見える範囲で一番大きそうな街まで少し戻って端っこの草地にランディング。テイクオフから最遠で174km、3TPで198km。条件を考えればまあ頑張ったということにしよう。
携帯をチェックしたら、Lukeがライブトラックを見ながら車で追いかけてきていた!感謝感謝!しかもFacebookではかなりのUKハングパイロットがライブトラッキングで盛り上がっていて、例によってゴードンリグが色々と解説?していたらしい。


ちなみにクラブのクロカン記録は「あの」ジョン・ペンドリーによる 210km のようだ。20年以上前に達成されたこのフライトは、当時はまだ Southampton のエアスペースがなかったのでまっすぐ行けたのだが、その後エアスペースが設定されてからは 20km も北に迂回しなければならず、もはや不倒の記録とされている。
今回は記録には届かなかったが、エアスペースを回り込んでのクロカンの可能性を示すことはできた。
条件が揃えば西海岸まで300kmの可能性もあると思う。そこまで行かなくても、ペンドリーの記録を破れたら感慨深いだろうなぁ。

トラックとエアスペース(画像はxcplannerから、クリックするとxcontestのページへ)
150420Bo.png

Doarama


XCリーグは現在2位。
www.uknxcl.co.uk

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エアスペースとフリーフライトの未来

最初はShigeto のブログ記事にコメントしようとしたけど、IPアドレスではねられてるっぽくエラーになるので、だいぶ加筆したバージョンをこちらにあげておきます。


 openair フォーマットについて補足ですが、Compeo+/6030系にはFlytec のサイトからツールをダウンロードしてopenair のファイルを.faf フォーマットに変換すれば使えます。バリオのファームウェアは最近のバージョンに上げる必要はあります。アラーム設定は100mがお薦めです。

いいきっかけなので、エアスペース関連で気になっていることについて。
 全てのエアスペースは上限下限が設定されていて、上を飛び越えられるものもあれば、逆に上限高度以下で飛ばなければいけない空域もあります。日本の場合小さめの空港は下限地表上限が3000ft から6000ftくらいまであるようですね。半径9kmの円柱が無限の高さまで立っている訳ではありません。たとえば宇都宮は高度があれば飛び越えられるはず。正確な高度と範囲は最新の航空区分図によって確認が必要です。また先月大子を含む複数のVOR廃止などの大きな変更があり、VFR(有視界飛行)機の航路が変わった可能性があり、ハング、パラのフライトコースもそれを考慮に入れる必要があるでしょう。

 もうちょっと一般的な話として、近年ハングパラの飛んでいる空域が目覚ましく広がり、空は年々混雑し、エアスペースはどんどん複雑化してきているのに、パイロットの正しい知識が追いついていないように感じます。空域の点で気になるフライトも最近幾つか見かけました(問題があるかどうかを判定する基礎となる正確な知識は持ち合わせていません)。半径9kmの円で済んだ時代はとっくに過ぎ去り、特に関東、関西圏では各空域の形状も複雑になり、正確なエアスペースの把握、パラハング用のopenair のファイルの整備、GPSマップの使い方なども含め、全てのフライヤーが知識を更新すべき時期になっています。年々狭くなる空域を最大限に利用できるようにするため、そして自治的に航空法に則ってフライトしていることを組織として示すためにもこの方面の取り組みはJHFが取り組むべき重要課題の一つだと思います。個人的には専任のエアスペース担当を置いてもいいくらいだと思っています。

 空域関係は日本だけの話ではなく、継続的に海外の大会等で飛んでいるパイロットは実感していると思いますが、フリーフライトへの空域制限はどこでも年々厳しくなってきています。例えばハング世界選だけをみても、イタリアとオーストラリアの大会では禁止区域飛行でフライト失格が出ていますし、メキシコでも上限高度が設定されていました。コロンビアのパラの世界選でも同様の失格者が出ています。各国のJHFに対応する組織はフリーフライヤーが航空法に則ってフライトしていることを自治的に監督し、それも強化される流れなので、大会などでの空域関連の罰則は厳密に運用されています。これは国によってさらに大きな規制がかかってしまうのを避けるため、というのが一番の理由です。国レベルでの管理になれば、フリーフライトのカテゴリーの発言力が一番弱く、最悪飛べなくなる可能性があるということを皆恐れています。
 空の交通量が増え続ける中、いつとんでもない規制のアイデアが持ち上がって来ても不思議ではありません。その時に少しでも発言力を強めておけるように、フリーフライヤーも(広義の)パイロットとしての意識を高めていく必要があります。
 私も日本にいた時は、空域について意識としてはありましたが正直そこまで真剣に考えていなかったし、正確な知識もありませんでした(知識に関しては今でもまだダメなレベルですが)。しかし、主にイギリスと、近隣のいくつかの国でのエアスペースの関連の規制についていくつかの事例を見てきて、航空行政の万国的な性質上似たようなことは日本でも起こる、と考える方が自然だと思うし、今では日本、JHFでも積極的に取り組まなければいけない問題だと認識しています。
 そんな大袈裟な、という方も、同じように危機感を感じる方もいるかと思いますが、たまたまここを読んでしまった皆さんは、この機会にもう少しだけ深く考えてみて貰えれば、と思います。
 


足尾XCの Doarama

Shigeto と Muta と Matsuda さんのログを Livetrack24 から頂いて Doarama で再生してみた。
飛び方の個性が出てて面白いなあ。
来週の飛んでけ大会でも誰か作ってくれないかな。




リジッド世界選 2016、女子世界選 2017

http://www.fai.org/civl-news/39366-class-1-womens-and-class-5-worlds

クラス5はクラス1のヨーロッパ選手権と併催でマセドニア(マケドニア)で開催されるようです。今年がプレ、来年2016年が本選です。
女子世界選は前から話が出ていた通り、総合クラス1世界選と併催で2017年にブラジルで。


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