Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
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British Open Series Round 3 Mid Wales

前回の第1戦に続き、6/29-7/3、UKハングの国内公式戦 British Open Series (BOS) 第3戦に参加してきました。
この Mid Wales ラウンドはUKでのデビュー戦となった大会で、今年で3回目のエントリー。

Day 1 Long Mynd to Banbury 115km 東南東にストレートゴール。

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tracklog
Result Day1 all

雲底1500-1600m、気温減率良いが湿度が高く、オーバーキャスト気味で所により降雨あり。風はWNW 25km/hくらい、後半少し弱まる。
スタートゲートオープンは 12:00 だがなかなか上がらないのでフィールドはゆったりとしたペース。
エリアは風に正対した長さ5km 以上あるリッジなので、浮いているのは問題ない。

私は13時ちょっと前にテイクオフし、良いタイミングでサーマルが上がってきたので大きなガグルで 1500m 弱、13:15 の時計でスタート。
進行方向がいきなりどん曇なので、高度ロスを最小限にするようゆっくり慎重に進む。
27km地点でようやく日射があるポイントに到達、先行して上げ始めていた機体 にかぶさって、UK チャンピオンの Dave Mathews (RS3.5)や 去年の BOS 覇者の Tony Stephens (GT13.5) と共に1600m 今日初めて雲底に着ける。Tonyはここから別ルートを選択し、87km で沈。

ここから南東に舵を切って小さなコンバージェンスの雲に移動、少し 距離を稼いで一つ東のラインにジャンプして再度雲底、 ゴールまで 60km 。ここから東方向はしばらく日射ゼロで、しかも途中雨が降っていて具合が悪い。

南東方向はわずかながら日射があるので、降雨のエリアがコース上から消えるまでの時間稼ぎも兼ねて、コースからやや右に逸れて明るい地面を辿る。
減率は良いので、地表が暖まればサーマルは確実にあるが、晴れのゾーン自体はかなり狭いのでしっかりとは上がらず、次の30km はだましだまし。
35km 手前で700m まで下がったところで弱いながらも着実に上がるサーマルをようやく捕まえる。少し後ろで上げ始めた Dave が先に雲底に着けて頭上を超えてゆく。
3-4 分遅れ位で私も雲底 1600m 、ゴールまで30km、L/D 20。基本追い風だし、Dave にはちょっと追いつけなさそうだ。
ここからは先ほどまで雨が降っていたエリアだが、幸い既に降雨は止んで、空気は若干リフト気味でそんなに悪くない。途中で計4周してちょっとだけ高度を稼ぎ、18km手前1350mからファイナルグライド(ゴールの海抜高度は 110m)。10km手前で何故か Dave と先行していた Justin の Moyes が大きく蛇行したので、その間に抜き去ってファーストゴール。
結局ゴールはこの3人のみ、私は1000点ゲット。


Day 2 Llangren to Ludlow 72km 南南東にストレートゴール。

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Tracklog
Result Day2 all


風向が北北西との予報で40km ほど車で North Wales のエリアに移動。
空は昨日よりどんよりとして時折雨もぱらつく、あまりやる気の出ない天気。
でも減率は良いらしく、14時前あたりからぽつぽつ上がり始めるとテイクオフが一気に慌しくなる。
いざ飛んでみると、サーマルはまあまあ、風は北西 20km/h くらい。しかしすぐに雨雲が迫ってきて、まだ全然上げきらないうちに雨が当たり始める。
14:30 の時計 1200m でスタート、しかしほとんど日射はなし。弱いリフトを2個ほど構いながら集団で南下する。ちょっとだけあった晴れ間で先行していた VR が低い所で回し始めたので、ここで集団を離れてそのポイントに向かう。と、600m から上がり始めて雲底1500m。この時点で4機のトップグループ。VRx2, VS, GT-13.5 という構成。ATOS 強いな。
私が先頭で走り始め、遥か南の彼方にある晴れのエリアに向けてグライド。西からはかなり強い雨が迫ってくる。途中は完全にオーバーキャストだが、大気はわずかに上げ気味で、進みは良い。
グライドしている間にも、晴れと曇りの境界線がどんどん南西に逃げていくので、なかなか届かない。700mを切って気まずい雰囲気が出てきた頃にようやく弱いリフトにヒット、ATOS3機で上げ直す。GTのTony はちょっとだけ寄り道したためにロスした高度が致命傷となり、上げ返せずランディング。
ここでも途中で雨が降ってきて、前線の吸い上げっぽくなってきた。
ゴールまで 37km、私は 1300m で南よりのコースを進むが、VR 2機はもっと東よりのルートで雲底1400m、こちらの方がハイウエイ状態で正解だったらしい。
私はシンクの割にはリフトがしょぼい、あまりご機嫌ではないルートをとりながらも何とかまだ晴れている Long Mynd に到着、リッジ北端で 1200m、ようやくまとも?なサーマルコンディションになってきた。
先行しているVRからだいぶ離されてしまったのが確認でき、一方で後続組は雨で厳しいだろうから、着実にゴールすることを優先したいが、同じリッジの南端で上げ損なって裏にこぼれてしまう。高度を600m以下まで下げてひやりとしたが、良いサーマルをヒッて事なきを得る。その後は手堅く飛んで高度を余してゴール。
2位かと思ったが、もう1機の VR のPaul Harvey がさらに速く、結局3位。
この日はこれで終わりと思っていたらなんとさらに VR10とFlex 2機がゴールしてきた。雨でびしょ濡れの中、対地 100m を切ってから上がり始めたらしい。
こんなに長い距離を雨と共?に飛んだことは初めてだったので、そういう意味では印象深いフライトになった。

Day 3 Long Mynd to Stratford 90km
西よりの弱い風、サーマルはぼちぼちの予報。
Long Mynd で条件の好転を待つが、何人か飛んで上がった選手もいるが結局誰も出発できずキャンセル。

Day 4 Bache Hill to Llanfair to Lydbury Norh
今日は南よりの風ということで Bache Hill に移動。昨年も使ったエリアでとても条件が良いし、朝はとても良さそうに見えた。が、13時ゲートオープンの頃にはオーバーキャストになってしまい、なんと誰も上げられずにキャンセル。
さすがに2日も続くと堪える。

Day 5 Bache Hill to Ludlow to Shrewsbury to Lydbury North

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Tracklog
Result Day5
Total Result Rigid
Total Result Flexwing



前日と似たような条件、同じテイクオフ、今日は晴れている内にタスクを始めるべく、早めのスケジュール。
タスクは東に30km、北北西に40km、南南西に30km 進んで大会本部の村にゴールの 100km。
ゲートオープン11:45、始めは風がサイドでタイミングを見てぼつぼつ出て行く。
私がテイクオフする12:15 頃にはスタートゲートもオープンして、早い選手は出発してしまった。

私のちょっと前に出て沖に出た集団が上げ渋ってるので、丘の際を探っていたら丁度良くサーマルが上げてきて、+2m/s で雲底 1600m。上空の風は弱い南西風。一緒に上げていた VR 2機はそのまま 12:30 の時計でスタートするが、すでにちょっと時間を過ぎていたのと雲底が少しずつ上がっていたので、私は遅らせて12:45でスタート。
昨日と同様結構雲が発達し、予想以上に日射が少ない。雲底を飛ばして先行集団に追いつくという狙いが早くも崩れる。
15km 進んでやっと +2m/s をヒットして雲底、さらに10km 先で +3m/s を捕まえて雲底、1550m。
この先がまたほとんどずっと曇りで、先行機がどっちに進んで行ったのか全く見えない。
確率を上げるなら日射を目指すしかないと判断して、途中 1st ターンポイントを取りつつコースからそれて北北東の遠い晴れ間を目指してグライド。
15km のグライドで目的のポイントに800mで着いたらすぐに +1.5m/s で上がりだし、1500m雲底。

9km 北上して次の晴れ間で上げ直しにかかるが、1150mで見失う。
この先はいよいよ届く範囲に日射は無くなりとても厳しそうな雰囲気で、ファイナルグライドになることを覚悟して北西のターンポイントに向かう。
7km 進んで曇ったエリア、 ターンポイント 15km 手前高度 500m で意表をついて弱いサーマルヒット、+1m/s で上がってゆき、15分かけて1350m。

6km 手前では+2m/sで1450mまで回復。どうもこの辺りは南よりも条件が良いようだ。
3km 手前ではこの日の最高高度 1800m まで上がる。
この辺りで先行する Dave とすれ違う。さすが綺麗どころはこの条件でもきっちり飛んでいる。

ターンポイントを 1500m でとってゴール方向に南下開始。
これまで通ってきたコースよりさらに地面が暗いし、丘陵地帯に突っ込むのでプレッシャーが大きい。
ゴール手前18kmで900m、一応積雲に見えた雲の下で弱いながら上がり始める。1200m を越えたあたりから調子が良くなり、1650m 雲底。

これでファイナルグライド、ゴールシリンダー 2km の縁を 400m でクリア。4番手のゴール。

この後は誰もゴールできず、結局この日のゴールは4人。
タイム的には一番速かったので得点では2位、1位は2本目に引き続き VR の Paul、途中で1回抜いたのにその後 10分離されて逆転された。しかも 「Easy day だった」とな。本気か???

総合では唯一人の3本ゴールで大会を勝つことができました。
何よりも、厳しいタスクでもゴールを取りこぼさなかったことが嬉しい。
本人にも全く説明のつかないこの好調、いったいどこまで続くのか?
フレックスの優勝は Dave Matthew を押えて Justin Needham、シリーズ総合では現ナショナルチャンピオンのDave が2度目の優勝を飾りました。
Dave はずっと好調を維持しているので、Monte Cucco の世界選でも活躍を期待しています。

私の次の大会は8月後半の「あの」 南仏サンタンドレ(St Andre) で開催のナショナルズです。
伝説はいろいろと聞いて、皆から結構脅されてるのですが、果たして無事に帰ってこれるのか?

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