Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
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2月25日:足尾 東強め

金曜の昼までは雨っぽい予報でしたが、夜の予報で急に晴れベースに変わりました。気圧配置からは結構東が強そうな感じで、八郷周辺は実際そのようになりました。筑波山は朝9時には積雲が出来ており、11時ぐらいにはかなり対流が活発な様子。私は午前中グライダーのパーツ交換作業のため山に上がるのがちょっと遅くなり、13時20頃にテイクオフ。パラテイクオフの上で良いリフトに当たり1000mまで、雲底はもう少し高め。八郷の外側の雲は真岡、茂木、下妻方面にみられ、いずれも八郷の雲よりもう一段高く1500m以上はありそうな雰囲気。でも出発したら今日の条件ではリターンは不可能なので、盆地内をうろうろすることに。沖に出ると風が強い上にサーマルトップは900m程度しか上がらないのであまり動けず、何度か雲伝いに沖をトライしながら筑波-雪入手前-加波-小富士峰-筑波という感じで16時過ぎまでこじんまりと飛びました。 14時半頃にエリア周辺の雲が一旦崩壊して全体的に渋くなりましたが、15時過ぎに結構しっかりしたストリートが筑波-加波-笠間と形成されました。この頃2回目の筑波の後雲底1050mまで上がったので、このまま雲底をグライドして難台山越えられないかな、と期待しましたが時間が遅かったせいか吸い上げは思ったよりも弱くすぐに雲底から離れてしまい断念しました。この季節に限らず東風の時には、一旦サーマルタイムが終わったかな?と思った後にこのようなストリートが発達することがあり、それが崩壊してもさらに第2弾、というようなこともあります。渋い時間帯をがんばって乗り切れば、思いのほかいい思いをすることができるかもしれません。 今日良い飛びをしたのはY本さんで、北に出発して真岡の雲まで行って上げなおし、宇都宮-高根沢方面Max1600m以上で好条件の中飛んでいたようです。

今年はフライト確率はそこそこあるものの、今のところ条件的には小粒の日が多い感じです。3月以降はどうでしょうか。

本日のフライト距離 42km

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クロスカントリーソアリング日本語版

JXCS1.jpg


「TURN POINT」を発行しているエアワークスからつい先日発売になった、セールプレーンパイロットのためのクロスカントリー飛行の教科書です。内容は勿論セールプレーンに特化しているのですが、性能進化著しい昨今のハングのフライトにもとても参考になります。手許に届いたばかりなのでまだまだ読み始めたばかりですが、リフトの仕組み、ソアリング技術から(セールプレーンの)競技会の戦術や理論までカバーしています。ドイツ語の初版は1975年ですが、古さを感じさせない、というよりセールプレーンの世界では30年も前にここまでソアリングが体系付けられていたのかと、逆に感心するばかりです。気象の項目だけみればトム・ブラッドバリーの気象本の方が詳しいですが、こちらの方がフライヤーとしての気持ちが入った記述になっています。
発行部数が少ないため値段がちと高い、またハングには役に立たない項目もありますが、本としての出来映えは編集者がこだわっただけあって素晴らしいです。クロスカントリーに限らず自分のフライトのレベルを上げたい、と考えているハングパイロットにはお薦めです。
この本に限らないですが、セールプレーンパイロットのフライトを学ぶことはハングのフライトとても役に立つ、というのがこれまでの経験からの実感です。

2月18日:足尾 高気圧後面?

18日は高気圧が抜けつつあるものの、上空の寒気が残ってくれれば1700mぐらいまで上がるような感じでしたが。。。
最初は烏山アウトアンドリターンぐらいでどう?などと景気の良いタスクをN藤さんと話していたものの、実際の空の様子は逆転層くっきり、ブルーで渋そう。なりゆきで高峰あたりを目指すということで12時過ぎに東にテイクオフ。サーマルのコアは強いが、全体にまとまりがなく逆転層につぶされている感じで、しかも1000m以上は20km/h近い西風。それでも加波で1200mを越えたので本日も一番で発射、先週と同じく仏頂方面を目指す。やはり先週のように石切山脈の奥でヒット、1200mまで上げ返したもののやはり北方面はかなり渋そうでこれ以上進むのはためらわれたので、とりあえず高峰をクリアした後、上げ直して東方向いつもの飯田ダムへ。しかしこのあたりは地面まで空気が沈降しているかのような雰囲気でサーマルトップは600-900mと下がる一方で、それでも何とかベタベタと板敷まで帰還するのが精一杯。しかし八郷盆地はまだまだ対流があったようで、こっそり遅れて現れたY本さんは1600mまで上がっていたらしい。
いつもと違って今日は盆地内を周遊するのが良かったようです。

本日のフライト距離 46km

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2月11日:足尾 海風前線

スカイ情報の風予測図によれば、日光と茂木あたりにコンバージェンスができそうで、足尾近辺は南西ベースから後半は東風が押してくるとの予報で、結構期待が持てそうでした。エマグラムではトップ1000-1300mぐらいと予想されましたが、12時頃にTOから北東方向、友部辺りに出来た雲は軽く2000mはありそうです。今日のような日は西の平野は沈降帯になって全然だめだと思われたので、とりあえずコンバージェンスに乗ることを期待して、飯田ダムをパイロンに設定して 12:53 西にテイクオフ。加波山で1650mまで上がったので地上気温は結構上がっている様子。上げ切ってさっさと1番手で発射、仏頂山方面へ。こちらの方向へ走ったのはI籐君Combatと2人のみ、他の機は難台山を経由したらしい。北東方向、飯田ダム近辺にはTOからも見えた高い雲のラインがあり、その下方1300m付近には下から沸いてくる雲が、さらにずっと東の方には1000m以下の一段と低い雲が点々としているのが観察できる。予報どおり東風は順調に入ってきており、それもかなり強烈なようだ。仏頂手前で南西風に流されながら1300mまで上げ返し、東北東方向へ、この高度では南西25km/hぐらい吹いている。途中も少し上げながら、飯田ダム北西でコンバージェンスに当たって良いサーマルにヒット、1650mまで。ダムをとりに南下すると、目の前に雲が湧いてくる。ダムの後は西に向かってアゲンストながらもコンバージェンスと共に移動して、1300m-1600m、目の前に次から次へと雲が湧いてくるので、リフトのラインは容易にトレースできる。この辺りで雲の下にY本さんを発見。Y本さんの高度(500-700m)では東風でリフトがつぶされ、高峰まで戻ってようやく上げなおし、雨引経由で足尾に帰還したらしい。さて、私はここから足尾に帰ろうかとも思ったが、ダムから一緒になったSぴーがライン沿いに茂木方向へ向かうので、つきあうことにする。途中鶏足山(高峰から北北東7km)で、中層の雲に西風があたってリッジのようになっている所で2100mまで上昇。その後もずっとラインをトレースして茂木の街を越えるが、その先は雲もぱっとしないのでリターン開始。しかし、ラインは益子の東ぐらいまでしかなく、その南は完全にブルーで25km/hのアゲンスト、1500m からファイナルグライドでなすすべなく雨巻山の西に 15:11 ランディング。ランディング間際の低層は東風びゅうびゅうでした。Sぴーは烏山の雲へアタックするも、時間が遅すぎて沈んだようです。

スカイ情報の予測は見事に当たりました。この予測図は以前冬型の時の日光-宇都宮不連続線も言い当ててかなり驚いたことがあります。下は実測図。
13時 14時 15時 

今日のような海風前線と共に西に移動するようなフライトは実際にトライしたのは初めてだったのですが、なかなか面白かったです。
本日のフライト 58km


2月5日:足尾

今週末は久しぶりに強力な寒気が入って、足尾は良い条件となりました。館野エマグラムからは1900mぐらいまで上がる予想、風は西に振れると爆風となる可能性もありますが、朝のうちはエリア近辺は穏やかでした。12時過ぎからぼつぼつTO開始。
13時前に風速が10m/s近くまで上がってしばらく待つ時間がありましたが、少し安定してきたタイミングで13:10に自分もTO。上空の風は25km/hぐらいの西が吹いているが、リフトは強力で13:30には雨引手前で1800m、さらに北上すると富谷山のあたりでは先ほどまでの強風とはうって変わって穏やかで、サーマルは東風っぽく上がって行くほど。富谷の西1600mから益子の活発そうな積雲を目指すが、このラインがどシンクで、益子の街には辿り着いたものの、300mを切ってもまだ-3m/sのシンクで降っていく。(SeeYouでみたこのレグの対地滑空比は7.9!)ようやくシンクが止まってサーマルらしきものを引っ掛けたときにはバリオ読み110m、対地は70mぐらい?いつ終わってもおかしくない頼りない上がり方だがとにかくしがみつくしかない。運良く400mぐらいになってやっと上がりがしっかりしてくる。なんとか2週続けて刺さるのは回避できそうで一安心。このサーマルは弱い南風っぽく流されて1850mまで上昇、北西に進んですぐにまた強いのを引っ掛け2350mまで上昇。とりあえず市貝の花王の工場まで行くことにする。進んでみると結構北西アゲンストが強いがあまり落ちずに工場に2000m弱で到着、14時20分。ここで選択肢は1)真っ直ぐ足尾に帰る、2)さらにアゲンストを進んで宇都宮-氏家を目指す、3)東に向きを変えて水戸方面へ。
今日はおそらく16時まで対流はありそうだし、今飛んでいるルートはコンバージェンスに乗っているようなので、2)を選択。3)のコースも結構面白かったかもしれない。花王を過ぎるととたんにシンクがきつくなり、先程の益子へのぐらいどを再現するかのようにどんどん高度を失ってゆく。結局ホンダの工場を過ぎた所で800mなおもアゲンスト25km/hでは鬼怒川まで出るのは深追いしすぎになりそうなのであきらめ、南下開始(TOから35km)。幸運にもすぐにサーマルにヒットし、南東にがんがん流されながら1700mまで復活(14時50分)。南の方の地表の煙は鬼怒川の東あたりにコンバージェンスが続いていそうな流れ方をしているので、そのラインを目安に南下する。この時点で足尾までまだ30kmぐらいあるが、帰れることを確信。途中真岡の鬼怒大橋に寄り道しつつ、真岡工業団地で2100mまで上げて(15時25分)下館駅-筑波山を経由して足尾までワングライド。北の方とは違いこの辺は相変わらず風が強くてTO付近で35km/hも吹いていたので、無理せず西LDに降ろす。16:06分ランディング。

後で天気図をみたら関東近辺は予想よりも等圧線が南北の向きになったようで、おかげで北のほうはすっかり穏やかな条件となったようです。リジッドでなくともそこそこ足のあるグライダーに乗っている人は、こういう条件の時ははとりあえず50号を越えてしまえば、強風とあまり戦わずに楽しく飛べる確率が結構高いと思います。
それにしても、今日は寒かったーーー

本日のフライト 84km

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