Silver lining

ハンググライダーのフライトログ

 
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
08


2017/08/03 Southern Alps Big Tasks, Task 3

170803_trace.jpg
トレースは紺色が私、赤は Ota 選手

前日と同じような気象条件、南西で雲底付近は風が強い。雲底は3600m と昨日よりさらに高い。
タスクは 74km 南下してサンタンドレの南のターンポイント半径 18km、それから 64km 北上して湖を越え、そこから西に 55km 進んで飛行場に戻る 194km。
曳航開始12:30、タスクスタート13:30。

今日はテイクオフ直後にトライクが上がってくる前にサーマルで自分の機体がトライクより浮きすぎてしまい、リリースに手をかけたと同時にウイークリンクが切れてやり直し。灼熱の中機体を長い距離運んだり、コンタクトが外れるアクシデントがあったりでかなりバテた。
一息ついて2本目はスタート20分前。フラップの設定を少し浅くして上手く行く。
空中で涼んで落ち着きを取り戻し、スタートにも間に合った。

昨日とほぼ同じルートで南下し峠の手前までは割と順調だったが、峠が 25km/h のアゲンストで一発で越えられず、私は尻尾を巻いて退散。少し山よりにいた Ota 選手は上手くサーマルを拾って十分な高度を稼いで峠越えに成功したが、Tony Raumauf は上げられずに東の谷にこぼれていった(その後ランディング)。
そしてどうみてもローターの中じゃないの?という場所で低く粘っている Carlos Punet 。見えてはいたがとてもそんな所には突っ込めません。
来た道を10km戻り、雲底までしっかり上げて再チャレンジしようと思うがどの雲も上がらない。
ここでこれ以上スタックして時間を無駄に出来ないので、プランBを実行。
プランB とは東に向かって Dormillouse - サンタンドレの「ハイウエイ」のリッジに取り付いて南下する。
しかし折悪しく東方向は曇りがちでハイウエイに取り付く前の谷渡りに時間がかかり、ようやくリッジで一息ついた時にはもう16時。まだ残り150km、峠を越えられずにロスした1時間が痛い。
しかも風が結構強く、場所によっては35km/hも吹いていて、うっかり低くなったらひどいことになりそうだ。
もしかしてタスクストップになってるかも、という考えが頭をよぎったが、先頭のPatrick Chopardが南からやってきた。既に70kmの差をつけられている計算、そして競技は続行中。
無理なく行ける所まで行ってみようと腹を決め、リッジを15km南下したあたりで3900m越えで雲底につける。ターンポイントはアゲンストだけどストリートは出来ているので何とか行けるかも。それにしてもセールプレーンが縦横無尽に飛んでいる。このエリアだけでも100機以上いるんじゃないだろうか。油断してると衝突のリスクもあるので気が抜けない。
サンタンドレの北15kmにある大きな白い山、Cheval Blanc (白い馬)で上げてから西のリッジ回りでターンポイントに向かう。ターンポイントを取った時は17:10、残り120km、 1900m を切ったが2km戻った地点で+4m/s で3200m まで回復。
北のターンポイントまでは大体フォローなので1時間で着きたい。南下してきた道をほぼ同じ様にに戻って、ハイウエイの北の端の Dormillouse で3700m、雲底から湖を渡る。
ターンポイントには2900m で18:20到着、70分かかってしまった。
後2時間弱で残り55kmのヘッドウインドはかなり厳しい。しかもこのエリアはどん曇りでがっつり上げられそうもない。
ターンポイント3100m で離れて次の尾根の南面に回り込んで、アーベント気味のリフトで再度3,000m、西進してGAPの町の手前の小さな積雲を目指すが上がらない。Ota選手を含む先行グループは数十分前にこの辺りで3500mまで上がっていたが、日没も近づいたこの時間にもうその気配はない。
そのままグライドを続けると意外と落ちずにGAPを越えて対岸の尾根の西面に1700mで回り込むことができた。20kmのアゲンストレグを1300m の失高で済んだのはラッキー。
この尾根のアーベントのリフトで2000mまで回復するが時間は19:30、谷合いは陰ってきた。
南の山の上にはまだ積雲が出来ていて、丁寧に探れば上がれそうな雰囲気もあるが、ランディングクローズが迫っているので諦めて、10kmほど進んで広い空き地に19:47 ランディング。14kmショート。
自分よりも前にいた選手は全員ゴールだったので、ほんの少し間に合わなかったようだ。

まあ今日のフライトは自分なりのリスク管理の結果なので良しとしよう。
トラックログ on XContest
209km (3TP)、6h36min、7位/11人、総合6位









スポンサーサイト

2017/08/02 Southern Alps Big Tasks, Task 2

170802_trace.png

今日から数日は高気圧圏内で好条件が期待できる。
本日のタスクは Aspres から北に20km、折り返して南南西に94kmからまた北上して Aspres に戻る198km。
曳航開始12:00, タスクスタート13:20。
私はランキングの一番下ということで最後に引かれるも、リリース後に良いサーマルを探して右往左往。スタート直前にギリギリで上にいた集団に追いつく。
スタート後最初の山で、予定通り皆が上げる尾根に取り付く高度が足りず、仕方ないのでちょっと奥に行って隣のサーマルで上げる。VRSが良い機体だとは言っても、大会などで性能が聞いてくる場面では大体一手間余計にかかってしまう。
このサーマルが2900m まで上げてくれたので、そのままターンポイントまでグライド。大体予定していた尾根で上げ始めて、マップを見たら2kmシリンダーの真横にいた。ちょっと突っ込み過ぎたかも、と思ったが他の選手も近くに来ていたのでそんなにロスはしていない模様。
南への戻りはアゲンストなのでちょっと苦労したが何とかAspres の近くまで戻る。
残り160km地点、前方でぐいぐい上げている3機(Friedl, Geppart, Ramauf)の下に潜るが、3,000mちょっとで止まってしまう。上の選手は3,500mまで上げて走るのが見える。この時点で既に11人中7位。皆速すぎ。。
そのまま盆地を南下して Aspres の南東15km にある Aujour の尾根を回ってDurance Valley を渡り、Motte-du-Caire の小山に取り付いて2600mまで上げる(残り120km)。このコースは南下してサンタンドレに方面に行くときの定番なので、あまり迷うことはない。
この先の峠越えが降りる所が無くて怖いが、運良く雲底3800mまで上がってくれたので問題なく進めた。
しかし、この辺りで南からやってきた高層雲が日照を遮り始めて、南のターンポイント(残り75km)を取る頃には晴れ間がなくなってしまった。
Ota選手がすぐ上にいたが、折り返しの北上でグライド、上げともついていけず曇り空の下に取り残されてしまう。

高度が取れないので、行きは高く越えた峠に今度は低く突っ込む勇気が出なくて手前でスタックしてしまった。VR+の Eckard Wozny が自分の下を突き進んで行ったが、どう見ても峠の下に降りるイメージしか沸かず追いかけらない。結局 Wozny はちょっと上げて峠を無事に越えていったらしい。その後2400m まで上がったので自分も峠に突っ込み、無事サーマルを引っ掛けて難所越えに成功。
でも時既に遅し、どこもかしこもどん曇り、そのまま北上しても刺さるのは確実なので、ちょっと遠いけど西にある小さな積雲を狙ってみる。でも予想通りというか、自分が着いた頃には雲の崩壊が始まり、サーマルの気配はあれど探しきれず、Laragneの南に沈。38km手前。6位/11人
今日はスピードと突っ込む度胸が無いと太刀打ちできないタスクだった。

Ota選手は苦労しながらも粘り倒して7時間のフライトでゴール!

成績はこちら

私のトラックログはこちら



2017/07/31, 2017/08/01 Southern Alps Big Tasks Day 1, Day 2

31日は機体を組んだが上空の風が強いということでタスクを行うにはリスクが高いということでキャンセル。
1日は朝から風が強くSMSで早々にキャンセルのお知らせが来て、タスク0本ながらレストデイ。
明日は良さそう。
ライブトラックは
クラス5
https://lt.flymaster.net/bs.php?grp=2011
クラス2
https://lt.flymaster.net/bs.php?grp=2026
で見れます。

2017/07/30 Southern Alps Big Tasks Class 5: レジストレーション&練習フライト

大会は直前までウエイティングリストだったが、キャンセルが出て無事滑り込みに成功。
午前中にレジストレーションを済まして、午後からフライト。
条件はまあまあ、南風やや強い。
3時前くらいに飛んで2時間40分くらい、北の奥の尾根に入れば雲底が高いのだがそこまで行けず、2000m 以下でしばらくのたうち回りながら最後に2700m まで上げて Pic de Bure という東の大きな岩山、海抜 2700m、にとっつき、そこで2900mまで上げてしばし観光フライト。
18:30 からは全員参加のセーフティーブリーフィング。ランディングの際にエアスペースを交わすのがかなり面倒くさい。

2017/07/29 Aspres Aerotow

クラス2の世界選手権開催中のAspresからトーイング。
フランスの Patrick と一緒に飛ぼうと言っていたが、トーイングで違うポイントに引っ張られてしまい、しようがないのでPatrick より南の山からスタートする。
基本は南南東約80km の St-Andrés のアウトアンドリターンで申し合わせていたのでそちら方向へ進む。ルートはほぼ1つなのでどっかで追いつかれるだろうと思ったが、20km進んで大きな谷 (Durance Valley) を渡って上げなおしているところで予定通り Patrick 登場。
ちょっと高度差があったのでお先に失礼し、そのまた2つ先の山でまた合流し、でもこの後見失ってしまった。どうもこの辺で Patrick はタスクをやめた模様。
確かに St Andrés まで突っ込むにはサーマルトップが2400m-2500m ではちと心細い。さらに南下して Digne の街を南に越えて やっと 2700m、St Andrés まではあと 18km くらいだけど帰りがかなりのアゲンストになってしまうのでこの辺で止めて帰り道を考える。来た道を真っ直ぐ帰るのはあまりランディングの選択肢がないエリアでアゲンストになるので高度的にあまり余裕がないし、そのあたりが折悪しく曇るタイミングになってしまったので、一回西の St Auban のある大きな谷まで出てから北上というプランに変更する。
St Auban 付近では 1100m まで2回程下がってしまったが 、何とか踏ん張っている内に Sisteron の北に発達したクラウドストリートに届いて2800m。1回上がってしまえばあまり落ちることもなく、15km 程手前の最後の上げで2900 m まで上げきって無事帰還。
約150 kmのフラットトライアングル。

20170729_Aspres.png


プロフィール

kosaka

Author:kosaka

カテゴリー
ブロとも申請フォーム
 
ブログ内検索